CTによる診療

耳鼻科用CTについて

茨木やまもと耳鼻科では耳鼻科用CTを導入し、運用を開始しました。
通常のレントゲン検査(単純X線検査)とCT検査では、画像から得られる情報が大きく違い、CT検査より精度の高い診断が可能になります。
当院のCTは、副鼻腔などの撮影に特化して作られたものでコーンビームCTと呼ばれます。
CT検査は病気がどの場所にどの程度の状態であるのかが、目に見えてはっきりわかるため、最良の治療への力強い手助けとなります。またご自身の病気に対する理解が深まり、治療への意欲が上がり安心につながることも多いため患者様にとっても大きなメリットがある検査です。

コーンビームCTの特徴

  • 1.総合病院などに設置されている一般的なCTと比較して、被ばく量が極端に低い

    ※一般的なCTと比較して、約1/10以下になります。

  • 2.通常の病院でのCT検査よりも、安い費用で受けることができる

    ※一般的なCTとコーンビームCTとでは、保険点数が異なります。

  • 3.短時間で撮影できる

    ※1~2分程度で撮影が終了します。

茨木やまもと耳鼻科におけるCTを活用した診療の強み

当院では患者様にご確認いただきやすいように「内視鏡」を用いて、診療を行っておりますが、副鼻腔をはじめとした直接見ることができない部位についてはこれまで通常のレントゲンでの診療を行っておりました。
しかし、CT検査を導入して以来通常のレントゲン撮影時に比べて情報量が増えて(特に副鼻腔や中耳に関して)、より正確な診療を行うことができるようになりました。

このような方はCT撮影による診察をおすすめします。

  • 副鼻腔炎の治療をしているがなかなか治らない方
  • 鼻づまりや頭痛があり、原因がレントゲンではわからない方
  • 副鼻腔炎と診断され、なおかつ虫歯がある方
  • 他の耳鼻科で手術を進められたが、必要かどうか迷っている方