突発性難聴とは、ある日突然、急に耳の聞こえが悪くなる病気です。
全然聞こえなくなる重症例から、何となく耳のつまった感じがする軽症例までさまざまです。
原因は完全には解明されていませんが、聴こえの神経への血流障害やウイルスによる障害が指摘されています。耳鳴りやめまいを伴うこともあります。
軽症の場合、飲み薬と注射によって治療します。
使用する薬剤は血液の流れをよくする薬剤、代謝賦活剤、ビタミンB剤、副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)などです。
重症の場合、入院をして治療をする事もあります。(その際は病院をご紹介します。)
突発性難聴は治療によって回復が期待できる数少ない難聴のひとつです。
発症後約一か月で聴こえは固定してしまう場合が多いので、出来るだけ早く治療を開始することが重要です。
難聴の可能性があります。 滲出性中耳炎など、単純に突発性難聴とは断定できませんので、速やかに耳鼻咽喉科の医師の診察を受けるようにしてください。 中耳炎、突発性難聴、いずれにしても早期の治療が大変重要になります。