当院のこだわり

内視鏡による「見える診療」

耳鼻咽喉科というのは、ほとんどが患者様から見えにくい部分を診察している科目です。

内視鏡による「見える診療」

患者様に症状をお伝えしても、
「どのくらい悪いのか?」「どのくらい良くなっているのか?」

患者様は状態を眼で確認することができないので、治療の重要性をお伝えしてもいまひとつ伝わりきらないという現状でした。

そうした現状を打開するために重要な役割をしているのが内視鏡です。
実際にどのように悪くて、どのように良くなってきているのか?

医師が診察をする際に、覗き込んで見る映像をそのままモニターに投影して患者様にも確認していただいて、映像をご覧いただき ながら説明をします。そうすることで、実際にイメージしやすくなり、理解が深まっていくのです。

治療前編

内視鏡×モニターが無いとき

内視鏡×モニターが無いとき

内視鏡×モニターがあるとき

内視鏡×モニターが無いとき

治療後編

内視鏡×モニターが無いとき

内視鏡×モニターが無いとき

内視鏡×モニターがあるとき

内視鏡×モニターが無いとき

茨木やまもと耳鼻科では独自のハイビジョンシステムで投影を行っており、
内視鏡を用いることで、患者様ご自身が状態を確認頂いて、少しでも理解を深めていただけるように日々研究を重ねています。

当院では診察や処置を安全に行うため、患者さまのお顔をしっかり固定させて頂いた上で診察を行っております。
(大人の方に対しても同様にさせていただいております)
安全で確実な診察を行うため、ご理解とご協力をお願いいたします。

内視鏡による治療例~中耳炎~

現在、中耳炎は重症化、長期化しているものが増えてきており、治療の重要性が増してきています。
最近では新しい抗生物質などの開発ペースも落ちてきていて、

通常の抗生物質が効かなくなることで、さらに強い抗生物質で対応する。

耐性化してしまい、もっと強い抗生物質で対応する。

ついには、それも耐性化してしまう。

このようなケースが増えております。
実際に当院の患者様でもそのような方が増えてきております。

しかしながら、現在では内視鏡を用いることで、患者さまに診断経過を観てもらって納得して頂くことはもちろんですが、
医師自身が高い精度で診断ができ、データ記録をしておくことで記憶に頼らず、より精度の高い診療が可能になって参りました。

言葉だけで患者様を説得していた頃と比較して、実際の診療経過を見て頂くことで説得力が増したため、
今までは患者様が不安そうにされていると、こちらも躊躇するようなこともありましたが、
一緒に患部を見て頂くことで必要な治療をそれまで以上に自信を持って勧めることが出来るようになり、
患者様も安心して治療に臨めるようになったと感じております。

大病院ではないために、診療の精度は上がっても、全身麻酔など院内では治療が難しい場合や、
治療そのものが困難なケースがあることも確かではあります。

しかし色々な耳鼻咽喉科を回ってモヤモヤとした思いを抱えていきながら、
治療を長期に渡って、あるいは繰り返し発症して日々が経過している患者様もいらっしゃるかと思います。

そのような方に対しては、ドクターの説明だけでなくそうした実際の画像や映像を見てもらうことでご納得頂いた上で、
最善の方法を考えることができるようになったと自負しております。

当院では耳の診察は、ほぼ100%内視鏡を用いておこなっています。

急性中耳炎の経過画像

扁桃炎の症状と原因は?

急性期には鼓膜が赤く腫れあがっていますが、治療と共に赤み・腫れがとれてきています。ただし、滲出液が見られるためもう少し治療が必要な状態です。

このように、当院では内視鏡を用いて、治療前と治療後の経過を見ていただき、丁寧かつ分かりやすく状況をご説明できるよう努めております。

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