レーザー治療とは鼻の粘膜にレーザーを照射し、粘膜の表面を焼くことで鼻粘膜のアレルギー反応を起こしにくい状態にする治療法です。
これにより、一年中アレルギー性鼻炎で悩まれている方が、薬なしで、あるいは以前よりも眠気の少ない薬で快適に毎日を過ごせるようになったり、花粉症の時期に辛い思いをされていた方が、全く花粉に反応しなくなったり症状がかなり軽減される、といった効果があります。効果に関しては個人差がありますが、治療を受けられた80%の方に症状の改善が表れています。
効果については永続的なものではありませんが、通常(個人差もありますが)1~2年は持続します。ガーゼを使った麻酔になりますので、麻酔注射は行いません。
痛みや出血もほとんどなく、また20~30分程度で終わる治療なので、手術と言っても日帰りで行うことが可能です。
花粉の飛散【1~2ヶ月前】がおすすめ
花粉症の患者様の場合は、症状が出る前に治療を受けていただいた方が効果が高いと言われています。
花粉が飛散する1~2ヶ月前に治療を受けていただくことをおすすめしております。
気になる方は医師・またはスタッフまでお気軽にお声掛けください。
レーザー治療が可能か、治療によって改善の可能性があるかを診断します。
治療が可能であれば、あらかじめ時間を予約していただいたうえで、お越しいただき治療を行います。
お鼻の中に麻酔液を染みこませたガーゼを入れて15分程度お待ちいただきます。
左右併せて15分程度で終わります。
痛みもほとんどなく、少し焦げ臭いがしますが、問題ありません。
レーザー治療が終わると、その後はかさぶたができます。
かさぶたの除去とその後の経過を診る為に、数日以内に一度ご来院いただきます。
かさぶたがキレイに治れば通院は終了になります。
個人差もありますが、治療効果は1~2年は持続します。